少し前になりますが、文部科学省後援「色彩検定」の2級に、2019年度夏期のテストで合格しました。
3級は受けずに2級のみ受験しました。
一週間本気で勉強したら合格できたので、やったことをまとめます。
※あくまでmoccoの経験談です。
勉強量に個人差はあると思うので、受験される際は早めに勉強を始めることをオススメします^^;
勉強時間
1日 2~3時間
と、スキマ時間。(通勤や昼休みなど)
会社員なので平日の昼間は仕事です。
土日も友人の結婚式やら何やらで、まとまった時間はとれませんでした。
使った教材
本
公式テキストの3級と2級、公式過去問題集、市販の問題集の合計4冊を使用しました。
公式テキストは少しお値が張りますが、ほとんどテキストから問題が出ると聞き購入。
市販のテキストは色々ありますが、私が使用した「 わかる!色彩検定2・3級問題集 」は内容がコンパクトにまとめられていて、時間の無い私には最適なボリュームでした。
これ以上分厚い問題集だと、確実に最後までたどり着けなかったでしょう^^;
時間に余裕があってしっかり知識を深めたい方は、2級・3級それぞれ1冊ずつの問題集のほうがいいかもしれません。。
※ 日本色研 新配色カード199a も購入しましたが、あまりの時間の無さに使えませんでしたw
アプリ
慣用色名をひたすら覚えられるアプリです。
※iPhone版アプリはコチラ
ネット検索
最近はネットで調べればだいたいのことはわかるので、手元に教材が無いときに活用していました。
勉強方法
公式テキストをざっと読む
読む、というより、眺めるのほうが近かったかもしれません。
これから学ぶべき内容の全貌を把握するため、最初に公式テキストをざっと見ました。
本当に、1冊10分くらいでざっと眺めました。
問題を解く
紹介した「わかる!色彩検定2・3級問題集」は、1ページ見開きで問題→解答&解説の構成になっています。
時間が無いので、3級は一旦ぶっとばして2級の問題から解きました。
途中3級の知識が必要なときは、参照するべき項目が書かれてあるので、そのときに3級の問題を解きました。
さらに、
①間違えた問題は印をつけておく
②問題集の解説だけではわからないことは公式テキストを読む
③すぐに覚えられないことは、スマホで写真を撮っておく
④隙間時間に写真を見て覚える
⑤後日間違えた問題をもう一度解く
という流れでわからない問題を減らしていきました。
暇さえあればとにかく慣用色名を覚える
先程紹介したアプリ「 慣用色名を覚えよう!~色彩検定対策~ 」を使って、とにかく色を覚えました。
慣用色名は捨て問題と言われることが多いようですが、スキマ時間活用には一番手軽で最適です。
※ただし実際、試験には6問程度しか出ないので、要らないと思う人は捨ててくださいw
アプリを使用するデバイスによって、多少色の見え方は違いますが、試験問題は4択なので、「その慣用句名がどんな色なのか」がわかれば問題なく解答できます。
不安な方は合わせて公式テキストも確認してみてください。
ちなみにmoccoは慣用句名満点でした♬
思い立ったら色相環や配色技法を思い出す
- PCCS色相環
- マンセル表色系
- トーンオントーンなどの配色技法
を覚えることは必須だと思います。
今の御時世、ネットで調べればいくらでも出てくるので、思い立ったときに自分の知識が間違っていないか、答え合わせをしていました。
特に、下記のサイトには大変お世話になりました。
外出先でも色彩検定の知識を身につけることができるので、重宝しました。
最後は過去問題を解く
問題を解く知識が揃えば、過去問を解いて実力を確かめます。
私はここにたどり着けたのは試験前日の土曜日(昼間は結婚式に参列したため夜)でした。
なので、土曜日の晩に1回分、日曜日の朝(本当にテスト直前)に1回分を解きました。
ここで合格点が足りなかったらもうどうしようもありませんでしたが、問題集のわからない問題をすべて無くした状態で取り組んだので、合格点をとることができました。
なかなかハラハラしたので、このスケジュール感はオススメできません(笑)
最後に
私は追い詰められないとなかなかヤル気スイッチが入らないタイプなので、気がつけば検定当日まで残り1週間というところまで来てしまいました。。
1週間でも無事合格することができましたが、感想としては、知識を定着させて活用するためには、最低でも1ヶ月はあったほうがいいんじゃないかなと思います。
テスト前の一夜漬け状態で、テストが終わった瞬間色々忘れた…(._.)
これから色彩検定の受験を考えている方は、せめて「公式テキストをざっと読む」というところだけでも早めに手をつけて、ボリューム感をわかった上で勉強スケジュールを組むことをオススメします